阪和ホーロー株式会社

ホーローの特色

ホーローとは?

ホーローは鉄(鋼板、鋳鉄)やアルミニウムなどの金属表面に無機ガラス質のうわぐすり(釉薬)を高温で焼き付けることで素地金属が酸化され、うわぐすりが金属表面と相互に拡散し合って強く密着した製品です。
鍋やケトルなどの調理用器物や、流し台・浴室製品、洗面化粧台、燃焼・電機電子製品、サニタリーウエアー、化学機器、貯蔵タンク、建材、看板などの日常生活や産業のさまざまな分野でホーロー製品が使用されており、これらはホーローの特性である、耐熱性、耐熱水性、耐汚染性、耐摩耗性、耐候性、電気絶縁性、耐薬品性、非吸着性(臭いがつかない)、掃除の簡単さ、光沢の良さ、色の豊富さなどの諸特性を有効に利用した製品です。

100〜200μm程度の厚みのうわぐすりを800℃前後(アルミニウムの場合は550℃ 前後)で鉄素地に焼き付ける鋼板ホーロー製品は、鉄素地の強度、造形の自由さなどの特性と、うわぐすりの耐食性、装飾性などの特性を生かし、現在最も多く利用されています。

ホーロー特性

1高い防錆・耐食性

表面の非透過性、高い防錆・耐食性により、鍋やケトルや流し台・浴室製品などの家庭の水回りの設備からエクステリア素材まで、広く採用されています。

耐薬品性・耐腐食性

酸、アルカリ、水、有機溶媒、油、紫外線、塩類、及び腐食に対して優れた性能を有します。

耐 候 性

光沢を有し、また耐酸性に優れるため、15年の屋外暴露後も色と光沢は変化しません。

2高い耐熱性

ホーローの耐熱性は、厨房器具部品や燃焼器具部品として欠かすことの出来ないものとなっています。

耐 候 性

通常の鋼板ホーロー製品は約400℃程度の温度に長時間耐えます。
600℃以上の温度で使用する際は特殊な耐熱ホーローもございます。

3美しい発色特性

キッチンやダイニングまでを楽しくさせる器物の分野から、陶磁器のような色合い、質感を生かしたインテリアアートの領域まで、幅広く活用されています。
ホーロー表面の光沢度は80〜100程度のものが得られ、またマット面(艶消し面)では光沢度を50以下にすることが可能です。

色は彩度の高い緑や赤紫以外の広い範囲のものが得られ、長いライフタイムの表面仕上げのものになっています。

4繰り返し使えるリサイクル性

非毒性、非活性な無機質の成分から生成され、他の金属の表面処理を寄せ付けない環境に優しい素材となっています。『自然に優しい素材』として今後おおいに脚光を浴びる素材です。

5その他の特殊機能

・電気的特性

一般のホーローの電気特性は通常の使用条件ではかなり良いものですが、ホーロー層に1価のアルカリイオンを含むため高電圧化では十分な絶縁性を示しません。
このため、 ホーロー層の成分を改良した電子材料用の絶縁特性の良いものが電極版、電子基板として利用されています。

・遠赤外線効果

ホーローは遠赤外線の放射体として優れた特性を有し、調理器や暖房器具、医療分野までその可能 性は限りなく広がっています。

・触媒機能

ホーロー層の成分と構造の改良によってオーブン内面やグリル部品の料理後の汚れを簡単に除去する触媒効果を有するセルフクリーニングホーローの製品利用が可能です。

・高密度性

ホーローは硬く、高密度の表面を有していますので、臭いとバクテリアに対して優れたバリアー性能を発揮します。
更にホーロー層の成分に銀などの抗菌成分を添加すると大腸菌や黄色ブドウ球菌などの菌類の繁殖を強く抑える性能をもたすことが可能になります。

・親水性

一般的にホーロー表面の多くは親水性を有しています。このためホーロー建材などの製品の表面の汚れは雨水などで除去され易く、またホーロー調理器物のお手入れも容易となっています。

・簡単なお手入れ

ホーローは高度な硬さと耐磨耗性を有しているため簡単にお手入れが出来ます。